安房直子記念〜ライラック通りの会

童話作家 安房直子さんの世界を語り継ぐ

安房直子さんの作品世界は、時代を越えて多くの人の心によりそい続けてくれます。
その豊かさをまだ知らない子供たちや、若者、大人たちに、
安房直子さんの作品が広く読み継がれていってほしいと、私たちは願っています。
そのためのいろいろな活動をみなさんと一緒にやっていきたいと、この会を立ち上げました。


世話人 石川珠美 松多有子
スタッフ 永田陽二 野田香苗  イラスト 仁藤眞理子
  事務局 安房直子記念~ライラック通りの会 awanaoko.lilac@gmail.com

安房直子単行本未収録作品集【第3回頒布】6,7巻発行のお知らせ

ライラック通りの会」会員の方のみの完全予約頒布

安房直子単行本未収録作品集」【第3回/最終回頒布】
6巻、7巻 
のお申込み受付が始まります! 【頒布終了】

いよいよ第3回頒布スタート!6巻、7巻のお申込み開始です。 頒布終了しました
6巻では、なかなか目にすることができない安房直子さんが学生時代に創作された詩や短歌、そして6,7巻を通して、今では入手の難しい雑誌、単行本などでの対談、インタビュー、エッセイやあとがき等を収録。同人誌「海賊」からは、安房さんが学生時代から創作活動を共にされてきたお仲間へ送られたメッセージなども収録されています。
創作童話・物語とは、また違う安房直子さんの世界が広がる貴重な作品集。どうぞお楽しみください。

安房直子単行本未収録作品集について】
本作品集は、作家・安房直子の単行本未収録作品が散逸してしまわないよう、ライラック通りの会の前身「花豆の会」が長年収集した単行本未収録作品コピーなどをもとに、当会が後を継ぎ、その後発見できた数編を加え、テキストデータを起こし、冊子化したものです。

お申込み方法など、詳細は下記をご覧ください。

尚、第1回頒布で全巻予約頂いている方はお申込み不要です。

※ 全巻完売しました。

★申し込み要項

下記事項をご記入のうえ、ライラック通りの会 作品集申込専用メールアドレス awanaoko.lilacworks@gmail.com 宛に、メールでお申込みください。
1週間程度で、振込先情報等について事務局より返信いたします。

*お名前(※振込名義人と一致させてください)

*郵便番号・ご住所

*ご購入希望号  ⇒【6,7巻】【6巻のみ】【7巻のみ】 

 
安房直子単行本未収録作品集は、全巻 各冊 頒価1,300円(送料込)です。
※2冊以上の同梱発送でも、頒布価格は同一となります。  

<頒布スケジュール>
6巻、7巻 予約締切:9月15日、お振込締切:9月22日
      10月中に発送予定
 
 

    

6巻 詩・短歌・エッセイ
7巻 対談・インタビュー・あとがき

ご質問等ございましたら、作品集申込専用メールアドレス awanaoko.lilacworks@gmail.com 宛にメールでお問い合わせください。

            

第2回頒布(4、5巻)で会員の皆さまより頂いたご感想 

ご好評いただきました安房直子単行本未収録作品集4,5巻について、素敵なご感想を頂きました。ここで一部ご紹介させていただきます。

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立派な冊子で、安房さんもさぞお喜びのことでしょう。これもみなさまの熱いお気持ちの賜物ですね。余計なことですが、4号の写真で「海賊」の仲間に入れていただき、なつかしさこみ上げます。やはり彼女は天才ですね。安房さんの作品愛読者が次第に増えているような気がします。(鈴木千歳様)

 

出版されている本の原型になっているような作品を発見すると、思わず笑みがこぼれました。料理、衣類や小物、雑貨など安房さんの目を通すと暮しの中のすべてが物語になるのだなと和やかな気持ちになりました。
刺繍については、刺繍の種類が記されていることから、御本人が刺繍をされたことがあるのか本を見て覚えられたのか気になります。
商品としてのそういったものがなかった時代は、実用として手芸は必要でしたが、豊かになってデパートや洋品店でファッション製品を買って気軽に入手できるようになってからは、手芸が実用から趣味、趣味と実用を兼ねるものへと移行していったのが、昭和30年~40年代頃の安房さんが家庭生活をおくっていた頃と重なると思います。ファッション・手芸にまつわる「もの」に触れるのがお好きだったのでしょうね。リボン、レース、刺繍、手編み、洋裁、etc
安房直子さんは、年代的に私の親世代にかぶるので、自分が子どもの頃に親に手作りしてもらった料理や洋服やファッション小物などが思い浮かんできて、涙腺がゆるみがちです。それを思うにつけ、ていねいにお料理や手仕事を再現したいなと、改めて思いました。(アイダミホコ様)

 

安房直子 単行本未収録作品集』4巻と5巻が、届きました。
目次を見ますと、読んだことがない作品が多くて、ワクワクしました。早速、読み始めております。まだ、4巻の途中ですが、『チェーンステッチ』という作品が、私は、とても好きでした!私の大好きなバラの花が出てくるお話、ということもありますが、寂しい、くたびれた主人公の女の人が、自分の手で、一輪の赤いつるバラの花を刺繍することで、心に、ぽっと、あたたかな明かりが灯り、希望や生きるよろこびを取り戻してゆく‥。安房先生らしい、美しく、慎ましい、優しい作品だと思いました。
まだまだ、読んだことがない作品が残っています。楽しみが、たくさん残っています。

(山元時枝様)

 

表紙をめくると、安房直子さんの御写真が迎えて下さり、その温かな構成に感銘を受けまして、私自身、あまり安房直子さんのお顔の御写真を拝見する機会がなかったので、貴重な御写真を、この作品集に掲載下さり、御写真を御提供下さった方々のお心遣いを感じました。
“はじめに”や“編集後記”の御言葉を拝見しまして、温かな御志の皆様の御力で、この貴重な安房直子さんの単行本未収録作品集を作って頂き、実現が叶ったのだと、改めて感謝の思いでいっぱいになりました。
コロナ禍の大変な状況の中、このような尊い安房直子さんの単行本未収録作品集を作って下さって、本当にありがとうございます。(E.N様)