安房直子記念〜ライラック通りの会

童話作家 安房直子さんの世界を語り継ぐ

安房直子さんの作品世界は、時代を越えて多くの人の心によりそい続けてくれます。
その豊かさをまだ知らない子供たちや、若者、大人たちに、
安房直子さんの作品が広く読み継がれていってほしいと、私たちは願っています。
そのためのいろいろな活動をみなさんと一緒にやっていきたいと、この会を立ち上げました。


世話人 石川珠美 松多有子
スタッフ 永田陽二 野田香苗  イラスト 仁藤眞理子
  事務局 安房直子記念~ライラック通りの会 awanaoko.lilac@gmail.com

第3回全体会  ~南塚直子さんをかこんで 絵本の紹介とお話と懇談~  

 

 

           f:id:lilac-dori:20170505195335j:plain

 

 

日時:2017年5月27日(土)13時30分~16時(終了予定) 

会場:西東京市保谷駅前公民館 第二集会室    

参加費:1500円  定員:36名 

 

《プログラム》 

大型絵本 ご紹介「うさぎのくれたバレエシューズ」 

安房直子作 南塚直子絵(銅版画) 

✿✿ライラック通りの会世話人故小林卓さん

   ご寄贈頂いた大型本をご紹介します。

    読み聞かせ人気の高い本ですが

    桜の季節に一度は開きたくなる

     うつくしい絵本です✿✿ 

                      

お話 「安房直子さんと私」 南塚直子さん(画家) 

   同じお名前のお二人 どんなお話が展開していくのか 

   今から楽しみです。 

   南塚さんは 事前に参加者のみなさんからの質問を受けて 

   くださいますのでお聞きになりたいことがおありでしたら 

   メールでお知らせください。 

    *南塚直子さんの公式ホームページをご覧ください。 

       魅惑的な作品群に出会えます。 

                    www.naokominamizuka.com/ 

 

懇談 参加者全員で話し合います。 

    「うさぎのくれたバレエシューズ」の感想

    南塚さんのお話の感想あるいは新たな質問など

      どんなことでもかまいません。  

    楽しく語り合いましょう。   

 

今後の会の運営について、世話人からのお話もあります。 

 

参加のお申し込みは、

    ① メールで  awanaoko.lilac@gmail.com 

    ② 郵便で郵送版事務局(ネット上では非公開)までどうぞ。 

    

多くの方のご参加をお待ちしています。 

 

f:id:lilac-dori:20170505195432j:plain

 

 

今後の予定 

 

  7月23 日(日)午後2時~ 会場 ( 西東京市 ) 未定 

安房直子童話の世界~うさぎの森のおいしい話 

   安房直子さんの作品の朗読劇です。 

  

 作品 『だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ』

        『うさぎの結婚式』  

    『うさぎ屋のひみつ』 

        『雪の日のだんまりうさぎ』 

 出演  ストーリーテラーズ 

         語りと動きとヘンテコな小道具 

     物語の面白さを表現しているグループです。 

 

  ・・・・・・・・
  
                              f:id:lilac-dori:20170505195633j:plain  

                        

             ★同公演 ( 要申込 ) を、 7 月 22 日 ( 土 ) 午後 2 時~ 

               保谷駅前図書館 集会室にて行います。 

             ☆共催  西東京市図書館・安房直子記念ライラック通りの会 

             ☆申込・問合せ 保谷駅前図書館     ℡042-421-3060 

                                             

 

 

 

                                                                 

2016年度下半期(10月~3月)会計報告 

 

収入の部 

 

摘要 

金額(円) 

上半期残高 

 

53,421 

寄付(4名) 

 

24,000 

1月の朗読会 残金 

 

1,155 

送料負担(切手) 

 

492 

合計 

 

79,068 

寄付を頂いた方のお名前・金額は、ブログ郵送版のみに掲載 

させて頂き、ネットでは割愛致しますので、ご了承ください。 

 

支出の部 

 

通信費 

 

12,829 

世話人スタッフ交通費(6回× 6名) 

 

21,610 

会合費補助(5回× 9名) 

 

13,352 

事務費 

 

1,424 

合計 

 

49,215 

 

 

2017年3月31日現在残高 

 

29,853 

 

        以上 

 

 

 

盛況だった朗読会「冬の日に安房直子の心あたたまる話を聴く会」

 2017年1月21日、文京区目白台にある日本女子大学桜楓会館で開催した「冬の日に安房直子の心あたたまる話を聴く会」は、50名定員のところ、55名の方の参加がありました。

 

f:id:lilac-dori:20170328120441p:plain

 

1. 朗読プログラム~出演者からのひと言
1 ふろふき大根のゆうべ ~松本忍

f:id:lilac-dori:20170328120604p:plain   f:id:lilac-dori:20170328120619p:plain     

 皆様、あけましておめでとうございます。
私、 1935年生まれのイノシシです。猪突猛進の言葉通り、昨年あかね山で催された“ふろふき大根の夕べ”に参加してまいりました。囲炉裏の大鍋からは白い湯気がほやほやと立ち上っています。
この湯気を見たいために、私の心優しい仲間たちはふろふき大根を作るのだそうです。
安房直子の紡いだ白い魔法の世界の見聞記を、ぜひお聴き下さい。

 

 

2 秘密の発電所 ~中村悦子

f:id:lilac-dori:20170328120650p:plain     f:id:lilac-dori:20170328120704p:plain

     

 安房さんのお話を読んでいると、いつの間にか不思議な世界に入り込んでしまいます。 そこでは動物達も気軽に声をかけてくれる―かえるも人間と同じ様な生活をしていたりして…そんなことを考えながら、次はどんな作品を読もうか楽しく探しています。

「百合の花の電気」に照らされたようなあたたかさをお届け出来たら幸いです。

 

 

3 雪の日のだんまりうさぎ ~永田陽二

f:id:lilac-dori:20170328120731p:plain f:id:lilac-dori:20170328120742p:plain

             

 現在は絶版の、幼年向け童話の一篇です。
「だんまりうさぎ」のガールフレンドは「おしゃべりうさぎ」。

くすぐったくなるような可愛いラブストーリーです。どうぞ童心に帰ってお楽しみ下さい。安房直子さんの作品にはいつも美味しそうな料理が出てきますね♪
 

    
4 ひぐれのお客 ~川島昭恵

f:id:lilac-dori:20170328120806p:plain         f:id:lilac-dori:20170328120818p:plain

         

 「ひぐれのお客」のあの黒猫、大好きです。
 ちょっと生意気で、えらそうにしていて、我がままで繊細で、ちゃっかりしていて、それでいて憎めなくて。安房さんも猫がお好きだったのかしらと想像すると、猫好きの私はますます嬉しくなります。
色に音や香り、いろいろな感触が感じられて、いろんなことを猫に気づかせてもらえる気分になります。

 見えていた時のいろいろな赤を心に浮かべられて本当に楽しくなります。

 

 

5 ある雪の夜の話 ~八鍬よしこ

f:id:lilac-dori:20170328120852p:plain         f:id:lilac-dori:20170328120911p:plain                 

 りんごに夢中な私の心に飛び込んできたこの話。りんごをこよなく愛した方へ捧げるにふさわしく、
 温かく優しさにあふれたこの作品との出会いはかけがえのない宝となりました。
青色が好きでお菓子作りの得意だった安房さん。カゴを片手にりんごを探す姿を偲びながら……

 

2. 参加者のみなさんの感想(アンケートの集計)
(1)今回の企画の開催を何でお知りになりましたか。
  ① ライラック通りの会からのメ~ルや郵送によるお知らせ----4名
  ② ライラック通りの会のブログ -----3名
  ③ 出演者からの案内            ------7名

(2)今回の企画について、総合的には、どのような感想をお持ちになりましたか。
  ① とてもよかった ---- 11名
  ② よかった   ----  2名

(3)今回の企画について、お気づきの点をどんなことでも、お聞かせください。
☆ とてもすてきな会でした。他のお話も聞きたくなりました。うしろのブラインドに

 うつった木のかげもよかったです。
☆ 使われた音楽そのものは素敵。音量のバランスはもっと工夫(事前の調整)を。
 最初に入った音楽は、話の集中を途切れさせました。皆さん、安房さんの世界を楽し

 ませていただき、楽しい時間をすごすことができました。ありがとう。

 川島さん、赤の様々な匂いや景色、音を楽しみ、新しい楽しみ方を発見させてもらい

 ました。お衣装の赤もとても素敵でしたよ。
☆ 川島さんの生き生きした表情とお洋服の赤はとても印象的でした。
 イノシシもカエルもウサギさんもお話の中からたちあがってくるみたいでした。
安房さんの作品のあたたかさが伝わってきました。
☆ 季節にあった安房さんの童話を聴くことができ、心温まる気持ちになりました。

 ありがとうございました。

 朗読は一人、本で読み進める時とちがい、より情景が浮かびあがってくるような感覚

 がありました。
 時折、流れる音楽がより情操豊かに感じられました。5人の方、それぞれがステキな

 世界観を作って語っていただき、するりと安房さんのお話の世界へ入り込めました。
☆ 大変良かったです。ありがとうございました。とても、とても良かったです。
 <ある雪の夜の話>は、今まで知らないお話でした。宮沢賢治を思わせる様なお話に

 感動しました。
☆ <雪の日のだんまりうさぎ>の朗読は本当に印象的で、思わず泣いてしまいました。

 とても感動しました。
☆ それぞれの方の声や雰囲気に作品がぴったりと合っていました。CDにしてほしいく

 らいでした。最高でした。目で読むのとはまた違った魅力に出会えました。
☆ もう少し少ないほうがよい。一つ一つはよかった・・・・・
安房さんのすてきな温かい作品の朗読、楽しませていただき、本当に幸せな気持ちを

 味わいました
安房直子さんの作品、ユ~モアがありおもしろかったです。出演者の方々もよかっ

 た!
☆ 都合があり途中から聞かせていただきましたが、どの作品も温かく、心を打つもの

 で、とても良かったです。
☆ とてもステキな会でした。他のお話も聞きたくなりました。後ろのブラインドにうつ

 った木の影もよかった。
☆ <ふろふき大根のゆうべ>の紹介文は、凝りすぎ。見聞記という表現もおかしい。も

 っと単純に書いた方がいい。
☆ <だんまりうさぎ>のセリフは、原文に忠実なのだろうと思うが、独り芝居の形式で

 はそこがはっきりしない。前もって説明があった方が、分かりやすいのでは? 
 <ある雪の夜のはなし>は、よく聴くと怖い、心を締め付けられる話だと感じた。あ

 の作品を心温まる安房作品としてとりあげた理由がわからない。


(4)次回以降の企画について、ご希望がおありでしたらお書きください。参考にさせていただきます。
  ☆ またこのような会を希望します。
  ☆ 冬の午後の陽ざしがまぶしかった。
  ☆ 演劇などのかたちで朗読を聞いていただければありがたいです。
  ☆ またこのような朗読会を聞いてみたいです。

 

f:id:lilac-dori:20170328120949p:plain


3. 1月21日朗読会の会計報告
収入: 2,000円×55名=110,000円、 ご寄付5,000円×2名=10,000円
   合計 12,0000円
支出: 108,845円
 内訳:  チラシ印刷  1,470円
     チラシ送料  2,789円
     会場費    21,492円
     出演者料(各出演者によるチケット販売お礼) 40,000円
     謝礼(構成演出機材借用、照明音響操作) 30,000円
     参加者用ペットボトルお茶代 4,860円
     会合費(リハ日スタッフ昼食おにぎり+本番日打合せ弁当代補助) 7,478円 
残金: 1,155円(寄付金と共にライラック通りの会会計へ入れる)

                                    以上

 

ライラック通りの会・朗読会のご案内と2016年度上半期の会計報告

1. ライラック通りの会・朗読会を開催いたします。

冬の日に安房直子の心あたたまる話を聴く会

構成演出:永田陽二

 

f:id:lilac-dori:20160206180530j:plain

 

プログラム:

1. ふろふき大根の夕べ~松本忍

2. 秘密の発電所~中村悦子

3. 雪の日のだんまりうさぎ~永田陽二

4. ひぐれのお客~川島昭恵

5. ある雪の夜のはなし~八鍬よしこ

 

日時:2017年 1月21日(土)13時半~15時半

場所:桜楓会館1号館 1階講義室(安房さんの母校日本女子大学の同窓会館)

   文京区目白台2-8-1 

   *JR目白駅より徒歩15分、都営バス(学05、白61)5分 

   *地下鉄副都心線 雑司が谷駅3番出口より徒歩7分

   *地下鉄有楽町線 護国寺駅4番出口より徒歩15分

参加費:2000円 

定員:50名    

定員に達しましたので、閉め切らせていただきました。多数のお申し込みをいただき、ありがとうございました。

(参加ご希望の方は、メールにて事務局まで、お早めにお申し込みください。

  なお、出演者のお知り合いの方は、その方を通してお申し込みください。)

  

2. 会計報告

1. ライラック通りの会 2016年度上半期(4月~9月)の会計報告

収入

摘要

金額(円)

前期残高

37,448

寄付

30,000

カンパ

4,000

送料負担(切手)

82

4月9日全体会残金

10,500

9月の会残金

14,000

合計

96,030

寄付をいただいた方々 10,000円2名 5,000円2名 

カンパをいただいた方々 2,000円2名

*寄付、カンパをいただいた方々のお名前は、昨年度と同様に、

 年度末の「ブログ印刷版」紙上に掲載させて頂きます。

 

支出

摘要

金額(円)

謝礼

11,220

通信費(ブログ郵送版ほか)

5,873

世話人,スタッフ交通費(8回×3名)

10,016

会合費補助(6回×3名)

15,500

合計

42,609

 

2016930日現在残高 53,421

 

2. 4月9日の全体会の会計報告

収入

摘要

金額(円)

参加費(1500円×17名)

25,500

 

支出

摘要

金額(円)

謝礼(2名分)

15,000

 

残高 10,500円

 

3. 9月たちばなゆきさんの会の会計報告

収入

摘要

金額(円)

参加費(1000円×19名)

19,000

 

支出

摘要

金額(円)

謝礼

5,000

 

残高 14,000円

 

注)2と3の残高は、上記のライラック会の会計に計上しています。

                             以上

 

1月の会「冬の日に安房直子の心暖まる話を聞く会」 出演者募集のお知らせ

 

f:id:lilac-dori:20161003181310j:plain

下記の要領で、1月の会の出演者を募集しています。

 

1. テーマ 
 
「(仮)冬の日に安房直子の心暖まる話を聞く会」
 演出・構成 永田陽二さん

2. 日時
 
1月21日(土)13時半開演、前日の20日に朝からリハーサル

3.
 会場
 桜楓会館(日本女子大学同窓会館)、リハーサルも同会場
 (JR目白駅から徒歩13分、又は都バス5分、追って詳細)

4.
 出演者ならびに作品名
 
 4~5名を公募 1人20~25

昨年の8月の会と同様、プロまたはセミプロの方の応募をお待ちしています。
時間制限とタイトルに合う安房作品を選んで、作品名とともにご応募ください。
応募者多数の場合は、演出・構成の永田陽二さんと世話人で調整させていただきます。

5.
 会費および出演料
昨年度の8月の会と同様、当日の会費は2000円を予定
出演料は、ご自身で呼ばれた(チケット販売された)観客の人数分×1000円

 6.
 公募締切と申し込み先
 10
月31日(月) 

ライラックの会のメールアドレスへ、郵送の場合は事務局宛にお申し込みください。

 

f:id:lilac-dori:20160923105845j:plain

たちばなゆきさんによる安房直子作品の朗読と懇談 ご報告 2016年9月4日

 

 f:id:lilac-dori:20160923111145j:plain

<朗読 北風のわすれたハンカチ>

 ~どなたか音楽を教えて下さい。お礼はたくさんします~

 なんと、やさしく、あたたかい声なんでしょう。安房さんの自然の世界がぱーっと開けました。そして、カタカタ、カタカタ、トントントン・・・、思わず、熊と一緒に耳を澄ましてしまいました。初めてのお客に心うきうきして接待している熊の様子が、手に取るように分かり、映像の世界に入ったようです。

 北風が持ってきたトランペットの音色は、不思議なほど悲しくさみしい、まるで自分の心のようだ、と思う熊。それでも、音楽にあこがれ、まって、まって・・・

f:id:lilac-dori:20160923105939j:plain

 

 北風のおかみさんのバイオリンのメヌエットは、~ほそい糸がふるえて生まれる、ひとつひとつの音は、銀色のはしごをつくっていくのです。熊は、さびしい心をもったまま、その音楽のはしごを、ずんずんのぼっていけばよいのです。すると、さびしい心は、ふっと軽くなって・・・「音楽を聞いてると、心が月までとどくんだな、きっと。」            

 バイオリンの音色が、ひとりぼっちの熊のさみしい心を、こんなにも幸せにしてくれる、なんと見事な表現でしょう!

 北風のおかみさんも去り、さらにさみしくなった熊の前に現れたのは、青い馬にのった青い少女でした。イメージは、さらに広がります。女の子のもっている青いハンカチでの幸せな時間もつかの間、女の子も去り、泣きたいほどさみしさがました熊。でも女の子がわすれていった<青いハンカチ>で熊の心は一変します。

 この思いがけない展開に、熊と同じように私たちも、とっても幸せになれました。

 

f:id:lilac-dori:20160923105943j:plain

 

<懇談会>

 ~心にしみいるような朗読を聞き、しばらくは放心状態に・・・・・・

        そして、ひとりひとり、熱い思いが語られました~ 

  • ハンカチは、中国では馴染みがない。祖父との接点で、涙をふくもの、特別なも

    のとして使われる。ハンカチで作者が伝えたい事は、さみしさ、一人のさみしさ

    ではないか(中国からの留学生)

  • 安房さんの作品・・・心に音が残っている。いろいろな音、本物のように聞こえる。                          
  • 安房さん大好き!特に、ハッピーエンドが好き。女の子とホットケーキを食べる場面が好き。いつも明るくめげない熊。女の子との別れ、もっと、もっとさみしい。でも、(女の子のわすれた青いハンカチで)最高の眠りに入れた。幸せな熊の冬ごもり。 

  あたたかさ、やわらかさにつつまれた。

  • 読んでも、聞いても気持ちがいい。こんなに面白い作品はない。
  • 自分で読むのと、聞くのと、ぜんぜん世界が違う。
  • とてもいい気分になれ、とても良い一日でした。
  • 聞く世界は違う。ゆっくりした。青が好き。青の中にも、冷たい青とほっとする青がある。 
  • 橘さんの朗読は、第一声から広がる。目に見えないもの、自然の偉大さが、現実で体験できる。心の動きが止まってしまった、その~こころ~に必要。 
  • お芝居を見ているよう。
  • 自然の音を感じ取る。いろんな感情を感じ取れる。
  • 厳しい現実 <ズドーンと、お礼はもらう>も隠さずに、逃げずに表現。耳の中にハンカチを入れる ⇒ すごいアイディア。ゆっくり読む、素敵な言葉が心の中に入り、良さがよくわかる。
  • 熊の声、明るく、かわいい。北風のお父さんのイメージ、そんなにも悪い人ではない。楽器へのせつない願いから➡本当の音楽は、自然の音、それがしみわたる。
  • たちばなさんの朗読は、ソフトで音域広い。熊は、安房さん自身。大人なのだが、子どもっぽい、マジシャンでもある。
  • 安房さんの作品は、見えないものを見えるように、聞こえないものを聞こえるように表現している。
  • 今日のポスターや予告ブログでの、仁藤眞理子さんのさし絵、(安房さんは)気に入ったと思う。何度も読んだが、今日、更に新鮮に感じた。言葉を一つずつ、ていねいに注目して読む。ふと、女の子は、ハンカチを忘れたのではなく、熊のためにおいていったのかな、と思った。
  • 亨さん(安房さんのご子息)が、最近、楽器をやってみたいと話されていました。
  • 安房直子の作品は、小学三年の時に読んだ。子どもの心が曲がらない。この作品を広めていきたい。
  • 西東京市で、~安房直子クラブ~を開催しています(4~5名)。身近なところから広めていきたい。
  • すごくいやされた。いやな思い(言葉で傷つけられる)がいやされる。~メヌエット~のところの表現は、イラストのイメージ。心にしみた。
  • 読んで感動しました。~泣きたいのをじっと我慢して~別れがわかっていながらラストの、数をかぞえる熊の心。声を心に届けるということが、たちばなさんの朗読でよくわかりました。
  • 安房さんの感性の豊かさ。安房作品の中にあるさみしさ、は何だろう?と気になっていた。さみしさ⇒雪、木の葉にも音がある。自然の音に気づかされた。
  • 自分の生活と重なって聞けて、よかったな~。自分で読むと、ただの熊になってしまっていた。
  • 安房作品は、心はいくつになっても成長するんだな、と気づかされた。子どもは、アニメに偏る。熊の様子や青い色が目に浮かびます。テレビでもこのような作品を取り上げてほしい。
  • 登場人物が先生(たちばなさん)にのりうつっている。
  • 野菜を育てているが、野菜に声掛けをすると、~おいしいよ~とか返事がかえってきます。自然と一体になれるのです。

 

f:id:lilac-dori:20161003181247j:plain

 

 <懇談会での たちばなさんのお話しをまとめました>             

一音一音大事に読む。言葉には魂がある。安房さんの作品は擬音が多い。雪の音、キキョウの揺れる音=見なくてもわかる。日本人は音に繊細な民族。音と心。音によって心理が変わる。安房さんは、日本語の音の響きの良さがわかっている。だから、音を大事に大事におくりたい。美しい言葉を伝えたい。(イメージをおくる)

  • 五感をとぎすますということ=聞こえない音に耳をすます=本当に感じる、本当ににおう。現代人が忘れているこのことを、安房作品は気づかせてくれる。
  • 自分の心の中に入っていくキーワード。

   :ハンカチ~大事なことに気づかせる一つのきっかけ

   :北風の父母~世の中の現実を教えるための存在。時間の大切さ、世の

         中の仕組みを学んだ上での心が自立していく物語。

  どう感じた?心の持ち方⇒ばらばらだった心がまとまってくる。

  • 心が満たされる=どういうことなのか?何に救われるのか?

   :自然の中の音を作品を通して感じてもらえる。

  • 言葉・声は相手への贈り物。人間関係をきずくのにとても大切。

   :声はいろいろに描ける。受け取り方もいろいろ。

   :明日への希望にもなれば、人を陥れることにもなる。

 

f:id:lilac-dori:20161003181213j:plain

 

 

たちばなゆきさんによる安房直子作品の朗読と懇談の開催のお知らせ

 

f:id:lilac-dori:20151123113224j:plain

     安房直子記念~ライラック通りの会の皆さま

   暑さが厳しいですが、お変わりありませんか?

 9月の会のお知らせです。ご参加をお待ちしています。

f:id:lilac-dori:20160816145838j:plain

 たちばなゆきさんによる~朗読と懇談     

   安房直子「北風のわすれたハンカチ」

        9月4日(日)14時~16時半

  西東京市保谷駅前公民館 第2集会室(西武池袋線

  参加費1,000円 参加申し込みは下記にどうぞ。

   メール:awanaoko.lilac@gmail.com

 

                たちばなゆきさん

       朗読療法家・ナレーター・カウンセラー

      放送では、語り手としてNHKの朗読・

                                  ドキュメンタリー番組に多数出演。

  「心に響く声のふしぎ」をテーマに、

                                         朗読公演活動をされています。

   

  たちばなゆきさんからのメッセージ

 「北風のわすれたハンカチ」はとても素敵な作品です。

         ふだん見えなかった  世界が物語りを通して、

         薄いベールの向こうに見えてきます。 

         ぜひ、ご一緒に心遊ばせてみませんか。

               f:id:lilac-dori:20160816145846j:plain

   

第2回全体会 ご報告  2016年4月9日

折しも満開の桜の季節。会場は、桜カラーもちらほら。。。

目をつぶると 風が吹いてきて、花びらが舞いしきるようでした。

 

f:id:lilac-dori:20160430122246p:plain

 

全体会は、朗読 安房直子作 「はなびらづくし」で始まりました。透き通った秋元紀子さんの声がふわっと広がり、さっそく聞き手をとりこにします。

まるで安房さんは、この声の主を予想して物語を書かれたのかしら?と思えるような。茶店のおかみさんである「私」や、あかり屋の奥さんの、明るい楽しげなやり取りが、見えるようです。桜林の桜の精たちが、甘やかな声で呼びかけ、現実世界のおかみさんたちと桜の精たちの、くったくのないコラボ、桜林の妖なイメージが、目の前にひろがります。。。

 

けれど、桜の花びらがぎっしりつまったまくらを買って、木の下で横になると、おそろしいことが始まっていったのでした・・・・

 

やがて、 しゃん、しゃん、しゃん、という音が響きわたり、五円玉の首かざりをきらめかせた馬が、桜の精たちを乗せた馬車を引いて、空を駆け登っていきます。・・・聞き手の私たちはふっと、秋元さんの演じる花びらづくしの世界から、我に返りました。心にのこる、朗読でした。

                                                   f:id:lilac-dori:20160430122327p:plain

 

休憩の合間に、お茶とお菓子が配られました。

1月に亡くなられた秋元瑶様のご遺族様から頂戴した緑茶を、ごちそうになりました。秋元さんは、昨年4月の全体会にご出席くださり、会の再スタートを喜んでくださったことが、しのばれます。また、有志の方がたがお持ちくださったお菓子も、おいしくいただきました。


  

                                           f:id:lilac-dori:20160430122539p:plain

 

続いて、石井光恵さんのお話 「花びらづくし考~群生と孤影の幻想」です。初めに世話人から、以下の話がありました。

石井光恵さんは日本女子大学の教授でいらっしゃいますが、学生時代は安房さんよりずっとお若かったものの、安房さんと同じく、山室静先生の研究室に出入りされておられました。そこでこの会では、石井光恵さんと呼ばせて頂くことを、お願い致しました。

石井さんは5年前、日本女子大の「日月」誌第8号(川端有子教授研究室発行)に、「群生と孤影の幻想~花びらづくし考」を執筆されたのですが、その作品論を読ませていただいた世話人が、ぜひとお願いして、この会でお話頂けることになりました。

以下に、その作品論からの一部抜粋を、ご了承いただいて、紹介させて頂きます。なお、8月末に発行予定のライラック通りの会の冊子(末尾の=お知らせ=に詳細)に、全文を掲載させて頂くことをご了解頂いています。

 

石井さんは、明るいお人柄で安房直子さんのこと、山室静先生のことなどエピソードを交えながら、爽やかにお話しくださいました。

そのお話しの趣旨は、『安房作品は、「花びらづくし」をはじめ、「きつねの窓」などいくつもの物語に、花や動物の「群生―見わたすかぎり、いちめん」の存在と、同時に「孤影― 一人ぼっち」の両方が存在する』という、「群生と孤影」の両義性についての、創造的な作品論です。丁寧で分かりやすいご指摘に、一同感銘を受けました。

 

「群生と孤影の幻想~花びらづくし考」 より  

・・・このように、安房直子のファンタジー世界(不思議が起こる世界)では、何ものかで埋め尽くされる広がりの場面に主人公は直面する。主人公が、自分を包み込んで広がる、あるいは対峙して視界いっぱいに広がるその情景を美しいと感じ、息を呑んだ瞬間に、そこで何事かが起こるのである。そして、そこには多くの場合、吹きわたる「風」が配される。息を呑むことで瞬時に硬直する世界に、吹く風によって揺らぎが生まれ、不思議が不思議を越えるファンタジー世界が成立する。といった構図が敷かれる。そして、主人公は一人ぼっち。

 

「覆い尽くす」、「埋め尽くす」ことで作り出される壮観な美しさと、その中にたたずむ孤影(一人ぼっち)は何を意味するのか。おそらく、群生に息を呑むとき、一人ぼっちの体内すべてが、その美しさに占領され、それに同化して自己を無き者としているのではないか。埋没することで満ちてくるものがあり、それは自己からの解放をもたらし、その甘美さが幸福感となって、主人公を呑み込む。その主人公の幸福感がファンタジー世界への転化を容易にし、読者への説得力となって作用するように思われる。

 

では、その中にたたずむ孤影は、どのような使命を与えられているのだろう。壮観な美に一点の曇りを呼ぶ、不安の種といえるだろう。壮観な美に、強烈なコントラストを醸すその孤影によって、無き者となるはずの者が無き者となり得ないことを、読者に思い起こさせる。ときとして背筋を走るぞくっと寒いものの正体は、この孤影に起因する。甘美に浸る身体に不安の兆しを起こさせるもの。それは捨てても捨てきれない個という、安房直子の「一人ぼっち」への感慨なのではないか。

 

                                                    f:id:lilac-dori:20160430122837p:plain

 

安房直子は、自分の幼い頃の姿を「子どもの頃どこへ行っても、よそ者の転校生として、ものめずらしくながめられ、やっと慣れてお友達ができると、また引っ越しという具合でした。その上、私は、なかなか他人になじめない子供でしたから、みんなが、にぎやかに遊んでいるのを、すみっこに、ぽつんとつっ立って、ながめていたものです。そんな自分の姿が、今一枚の絵のように鮮明に思い出されます。」といったように振り返ることが多い。

一人ぼっちの感慨は、破綻のない日常生活を粛々と営む安房直子に、ひたすら情念の埋め合わせを求めたのではないか。「一面の」「見わたすかぎり」とは、状況を俯瞰する孤影の理性でもあり、またそのもの以外視野に入らなくなっている孤影の理性喪失の兆しでもあるという両義性をはらむ。覆い尽くすもの、埋め尽くすものにすべてが、消し去られようとする中で、個の存在だけはどうしても消し去れないという相克に、安房直子ファンタジーの神秘が宿ると思える。歓喜を味わいながらも奈落の淵を覗く、群生に魅了される主人公の孤独が、安房直子の核に疼いていたのではないか。


(以上、作品論より一部抜粋させて頂きました)

 

                               f:id:lilac-dori:20160430123013p:plain

 

  休憩を挟んで、懇談に移りました。秋元さん、石井さんへの、沢山の賛辞が寄せられ    ました。以下に少々、皆さんのお話をご紹介させて頂きます。

 

Nさん:「花びらづくし」は、安房さんが32歳の時、同人誌「木の花」に発表された作              品で、私は編集を担当していたので、忘れられない作品です。主婦として母と                しての日常の生活をこなしながら、異界のイメージにも思いを馳せていた安房                さんの、そのことの重みを感じます。

Mさん:石井さんのお話には、同感するところが沢山ありました。気づいていなかった              ことも、お話を伺って、こういう見方もあると納得しました。

Iさん:「花豆の会」の最初の頃の集会では、“安房さんの気配”のようなものを感じて               いましたが、夫君の峰岸明さんが亡くなられた後からは、安房さんもいなくなっ            たように思えました。それが今日の会では、安房さんがなぜかまた、ここに戻っ           てきてくれたように感じられ、うれしかったです。

Aさん:石井さんの「群生と孤影」という視点に美しさを感じて、素晴らしいと思いま             した。また、もう一つの思いがあります。女性が何歳になっても持っているいわ             ゆる「オトメな心」を、安房さんも見つめて、それをファンタジーとして仕立て            たことが、この作品の大きな特徴だと思います。

 

    今回は懇談に時間を多く取ったのですが、魅力的でたのしいお話しが途切れず、

 活気に満ちたひとときを過ごしました。

              

                                             f:id:lilac-dori:20160430123058p:plain

                       

 

    ライラック通りの会 これからの予定

 

1. 9月の会

 「北風のわすれたハンカチ」をめぐって朗読と懇談

   ~たちばなゆきさんによる朗読と懇談の会~

    日時:2016年9月上旬の土日のいずれかの日の午後

    場所:西東京市保谷駅前公民館第2集会室(予定)

         懇談:参加者のみなさん全員

      たちばなゆきさん:朗読療法家・ナレーター・カウンセラー

        放送では、語り手としてNHKの朗読・ドキュメンタリー番組に多数出。

   「心に響く声のふしぎ」をテーマに、朗読公演活動をされています。

   

  *たちばなゆきさんからのメッセージ

  「北風のわすれたハンカチ」はとても素敵な作品です。ふだん見えなかった

         世界が物語りを通して、薄いベールの向こうに見えてきます。

         ぜひご一緒に心遊ばせてみませんか。

  *会場の申し込みと抽選は、7月に行われるため、現時点では日程を決めるこ

   とができないのです。会場が取れ次第、一斉メールや郵便でお知らせします。

 

2. 2017年 1月の会

  朗読を中心に、永田陽二さんによる企画を鋭意準備中

       日時:2017年1月21日(土)午後

       場所:日本女子大学同窓会館 桜楓会館

                     〈窓越しに木々の緑が見える落ち着いた部屋です〉

   

                                       f:id:lilac-dori:20160430123140p:plain

 

=会計報告=

1. ライラック通りの会 2015年度下半期(10月~3月)の会計報告

収入

摘要

金額(円)

前期残高

14,210

寄付(4名)

40,000

カンパ(多くの会員)

10,900

送料負担(切手)

1,132

1/17安房文庫の会残金

980

67,222

 [寄付をいただいた方]    20,000円 1名、 10,000円1名、 5,000円 2名

[カンパをいただいた方] 安房文庫に出席された多数の方々と送金して頂いた方1名

 支出

摘要

金額(円)

通信費(ブログ郵送版②③ほか)

6,707

謝礼(ブログ更新2回)

10,000

世話人交通費(4回×人)

4,536

会合費補助(今後の計画打ち合わせほか)

7,740

事務費

791

29,774

収支

2016年3月31日現在 残高

37,448

 

2. 117安房直子文庫の会の会計

収入

摘要

金額(円)

参加費(11名)

11,000

11,000

注)この会場でいただいたご寄付とカンパは、上記1のライラックの会の会計に計上しています。

支出

摘要

金額(円)

謝礼(朗読)

5,000

お茶代

1,380

資料代(カラーコピー)

3,640

10,020

収支

 残高

980

注)この残金は、上記1のライラックの会の会計に計上しています。

 

                                          f:id:lilac-dori:20160430123231p:plain

 

 

お知らせ= ご連絡は メールまたは郵送版事務局までどうぞ 🌷

.安房直子さんが西東京市「郷土にゆかりのある人々」の1人として紹介されました。

 2月に発行された、図書館の開館40周年記念誌「縁<ゆかり>」誌です。4月の全体会で、ご覧頂きました。原稿作成に当たり、ライラック通りの会がお手伝いしました。

 

2. 冊子「ライラックの小道」(仮称)1号を8月末頃に、発行予定です。

 安房直子さんに関する貴重な記録・原稿等を、会として収録、保存すると共に、広く会員の皆様にもお読み頂きたいと、企画しました。 1~2年に1回、 数冊のみの発行を考えています。

 

1号の主な内容<予定>は、次の通りです。

(1)会のあゆみ 

(2)転載原稿4篇(「日月」 2011.01発行 8号 特集安房直子  日本女子大学より)

   ① 群生と孤影の幻想~「花びらづくし」考   石井光恵

     4月5日全体会でお話いただいた作品論を、全文掲載。

   ② 安房作品の背景としてのご家族のことなど  蓮見けい

     実父母、養父母、直子さんご一家、の写真、および、第2回詩と童話祭りの

     集合写真も掲載、安房さんの原風景ともいえるエピソードも添えて紹介。 

   ③ 童話作家として歩んだ道 南史子

     少女の頃からの安房さんが、やがて数々の賞を受賞され、惜しまれつつ亡く

     なられるまでの、記録的エッセイ。

   ④ 『天の鹿』のみゆきと安房さん 生沢あゆむ

     “みゆき”に内在化されているように思える、純真無垢な魂と秘められた情熱

     の、素顔の安房さんを描いたエッセイ。

            

    *発行8月末予定 頒価未定(制作実費、カンパ、送料共) 予約申込

    (予約頒価1000円)オンデマンド印刷予定 約30頁 B5判( 182×257)

 

    *会員の方は、予約申し込み(6月末日まで)ができます。

     awanaoko.lilac ☆gmail.com (☆を@に変えて)または郵送版事務局迄  

    ①冊子予約希望、②お名前、③送付先(住所)、をお知らせください。 

    代金は、冊子の到着後にお振り込み頂きます。

 

 3. 安房作品の 子どもたちを対象とした企画を実現できないかと考えています

 子どもさんも楽しめる安房作品の「お楽しみ劇場」・・・参加人数が少なくても、

 年に1回とか、回数を重ねることにより、知名度を上げていく?関心のある方、

 アイデアをお持ちの方、お申し出ください。

 

4. 安房作品「ハンカチの上の花畑」のドラマ仕立ての朗読脚本を書いてくださる方を

  探しています

 「きくや」の酒蔵での、小人一家とよしおさんのドラマが実現?・・・古いホンモノの

  酒蔵でのお芝居・・・とすると、小人たちの場面は、CG映像?・・・

  どなたかお知り合い、いませんか? わくわく ^ ^。

 

5.  カンパ、寄附のご送金は、下記にお願いいたします。

 ゆうちょ銀行  店番008 普通預金 口座番号3317591 名称ライラックドオリノカイ 

 

6. ブログを読みにくい方は、お申し出ください。 「郵送版」をお送りします。

 

                                                f:id:lilac-dori:20160430123308p:plain

                 

ひとこと さいごに

♪ では、9月の会で、お会いできますように。お元気で!