安房直子記念〜ライラック通りの会

童話作家 安房直子さんの世界を語り継ぐ

童話作家 安房直子さんの世界は、時代を越えて多くの人の心によりそい続けてくれます。
その豊かさをまだ知らない子供たちや、若者、大人たちに、
安房直子さんの作品が広く読み継がれていってほしいと、私たちは願っています。
そのためのいろいろな活動をみなさんと一緒にやっていきたいと、この会を立ち上げました。


新世話人が加わりました。どうぞよろしく!

世話人 石川珠美 松多有子 蓮見けい
スタッフ 永田陽二  イラスト 仁藤眞理子
  事務局 安房直子記念~ライラック通りの会 awanaoko.lilac@gmail.com

「山の童話集『風のローラースケート』を聴く会」 ご報告

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2月27日、ZOOMウェビナーによるリモート朗読会、山の童話集『風のローラースケート』を聴く会を開催いたしました。

申込視聴者63名、北は山形から、南は福岡まで、岡山、長野、愛知、福井、京都など、関東圏だけでなく、ZOOMならでは、日本全国からのご視聴ありがとうございました!!

朗読者4名、ZOOMの画面からの見え方を計算にいれた、実験的な演出を試みる演者も。画面いっぱい、躍動感あふれる熱演でした。

 

朗読を終えてのご感想を、いただきましたので、以下、ご紹介します。

 

◆出演者の感想

1.「風のローラースケート」(朗読 森田麻知代)

永田さんが「風のローラースケート」に出会わせてくれたのが数年前。読んでみてあまりの面白さに「これは読みながら走る(滑る)しかない!」と思いました。

読むたびに山の住人たちと仲良くなれるような、そんな気がするお話です。
今回はリモートということで、コロナ禍の中で得たデジタルの知識を総動員してみましたが、安房さんの世界観をどのくらい出せたでしょうか…。
いつか自分でベーコンを作ろうと思いました。あっ、いたちには気を付けます。

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2.「谷間の宿」(朗読 永田陽二)

7年前に八王子のお寺での「安房直子のこわ〜い話を聴く会」で演じて以来、配信バージョンに造り変えての再挑戦。安房作品の中でも屈指の異色作ですが、食べ物の描写や異形の生き物との不思議な交流などがいつもの作者のテイストを醸し出していますね。作中の蛾の歌は歌詞が無いのでハミングで作曲いたしました。あと、主人公の応援歌は「鉄道唱歌」でした。ががががが〜

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3.「花びらづくし」(朗読 野田香苗)

桜林の中の「さくら屋」には、私も女なので一度は行ってみたくなりますね。美しいものへの憧れにワクワク感が募ります。安房さんが描く魅惑的な美しい桜の世界。でも、ひけどきが肝心という戒めのメッセージも忘れてはいけませんね。春を待つ頃にふさわしいお話をご紹介出来た今回に、心より感謝しています。山の童話集「風のローラースケート」を読んでくださると物語の登場人物の関連性も分かり、また楽しんでいただけると思います。ぜひ!

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4.「てんぐのくれためんこ」(朗読 安倍久美子)

このたびは出演の機会をいただき、本当にありがとうございました
初めてのリモート公演でとまどうこともありましたが、無事に終えることができてホッとしています。
『てんぐのくれためんこ』は劇団の公演で何度か取り上げましたし、自分自身のレパートリーとしても上演していますが、演じるたびに感じることが違いますね。
特に今回は子どもが誕生したこともあり、これまではあまり気に留めていなかった“子ぎつねを思う親ぎつねたちの心情”にも感じ入るところがありました。
優しくて奥深い安房さんの世界を、これからもみなさんに伝えていけたらいいなと思っています!

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◆視聴者の皆さまからのご感想

安房直子さんの作品の魅力が詰まっていて、楽しませていただきました! 本もまた読み直そうと思います。素敵な時間をありがとうございました。(伊藤朱美)

・どれも知らなかった話で、安房さんというと悲しい印象があったのでコメディタッチの話が多かったのが意外です。もっと読んでみたい。(小枝なみ)

・皆さんどなたも素晴らしい熱演に引き込まれ楽しませていただきました 自分で読むのも楽しいですけど、人に読んでもらうというのも良いもんですね 貴重な機会をありがとうございました (Laurie)

躍動感の溢れた楽しい朗読会! 狡猾だけど可愛いイタチ、不気味な蛾、桜の妖精、迫真にせまる子ぎつね達とのめんこ勝負最初から最後まで目が離せない面白さでした。私の中の安房直子さんの作品のイメージとは、また違う面白さを魅せて頂けて、もっと他の作品も聴いてみたいと思いました。来年も楽しみにしています。(Kikyoya)

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嬉しいご感想をありがとうございました!!

今年は、山の童話集『風のローラースケート』8編のうちから4編、朗読をしたので、来年は残りの4編を演ってみたい、と、演出の永田陽二さん。

また、タイトルパネル製作から、出演しながらのZOOMのスイッチングまでご担当くださいました森田麻知代さん、本当にありがとうございました。

そして、生き生きとしたタイトルパネルのイラストを描いてくださった仁藤眞理子さんに、心から感謝いたします。

来年の冬の朗読会も、どうぞ、お楽しみに!!