安房直子記念〜ライラック通りの会

童話作家 安房直子さんの世界を語り継ぐ

安房直子さんの作品世界は、時代を越えて多くの人の心によりそい続けてくれます。
その豊かさをまだ知らない子供たちや、若者、大人たちに、
安房直子さんの作品が広く読み継がれていってほしいと、私たちは願っています。
そのためのいろいろな活動をみなさんと一緒にやっていきたいと、この会を立ち上げました。


世話人 石川珠美 松多有子
スタッフ 永田陽二 野田香苗  イラスト 仁藤眞理子
  事務局 安房直子記念~ライラック通りの会 awanaoko.lilac@gmail.com

「秋の日に~安房直子さんのエピソードを語る」ご報告

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◆「秋の日に~安房直子さんのエピソードを語る」ご報告

10月17日(日)、「秋の日に~安房直子さんのエピソードを語る」会を

14時より16時30分まで、ZOOMウェビナーにて開催いたしました。

参加者は38名、出演者4名、スタッフ1名(2名出演)で、総勢43名の充実した会になりました。

 

目次

 

はじめのことば

ライラック通りの会の前身「花豆の会」世話人であり、同人誌「海賊」の仲間で、安房さんの晩年に至るまでおつきあいのあった、生沢あゆむさん、南史子さん、蓮見けいさん、に当時の安房さん/作品ができるまで のお話をうかがいました。

 

安房直子さんファンにとって、かけがえのない時間をプレゼントしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

会の内容は追って、安房直子記録誌『こみち』3号に掲載予定です。発行の際は、改めて、ブログでご案内させていただきます。

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お話しくださった3人の方から、会を終えてのメッセージを頂きました。

安房さんを語って  ~生沢あゆむ 南史子 蓮見けい 

先日は貴重な機会をいただき、ありがとうございました。安房さんが ふふふ、と恥ずかしそうに笑っているのが、見えるような気がしたひとときでした。皆さんにも、安房さん/安房作品をより身近に感じていただけましたら、うれしく思います。

私たち3人も、安房さんの温かくまろやかだったお人柄を、ありありと思い出すことができました。安房さんが言われたように、“力を合わせて航海を続けた”「海賊時代」は、懐かしく、私たちの宝物として今も心の奥深くで輝いています。

これからも皆さんとご一緒に、安房さんのファンタジーの世界をたのしみながら、まわりの方々に安房作品の豊かさと癒しの力を伝えていけたら、と願っています。 

  

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皆さんからのメッセージ

開催にあたり、参加者の皆さまからは、あたたかなメッセージをたくさん頂きました。ここに一部を紹介させて頂きます。

 

安房さんの生き方、創作に対するお気持ち等、直接、接してこられた方々のお話を伺えることで、安房作品をより深く理解することが出来ると思います。お話頂けることに感謝です。とても楽しみにしています。

 

・今回のWebinarを主催していただき有難うございます。安房直子さんのこと、安房作品にまつわるお話しを聞けるのを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。

・中学生の頃からのファンです。一度お手紙を差し上げたら、はがきをいただきました。とても感激したことを覚えています。お話を聞かせていただけるのを楽しみにしております。

・幼い頃、ライラック通りの帽子屋が大好きでした。最近我が子に読み聞かせながら、幸せで涙が出てきました。今回、このような会に参加できて本当に嬉しいです。企画ありがとうございます。

     

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開催後にも、感想のメッセージをお寄せいただきました。一部をご紹介いたします。

 

・一緒に活動された方の思い出のお話はせつなく、涙が出そうでした。

懸命に等身大に生きながら、繰り返し学び創作を続けた事に感動しました。

 

・お疲れ様でした。とても良い会でした。覚えておきたい話ばかりで、ノートに何ページにも渡り、記しました。お気に入りのジャム、沢屋さんだったんですね! 初めて軽井沢で沢屋のジャムを目にした時から、「あるジャム屋の話」が浮かび、そうなのかなあと思っていたので嬉しいです。

 

・Zoomでこんなに有意義な会が持てるのは、素敵なことですね。

 260作品を書かれたと知って感動しました。どの分野でもプロの覚悟は違いますね。

 

皆さまからの嬉しいメッセージは全て読ませていただき、世話人・スタッフ一同とても励まされました。ご視聴いただいた皆さまも、ありがとうございました。今後ともライラック通りの会をよろしくお願いします。

             

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◆〈ライラック通りの会〉今後の予定

 

〇2022年1月9日(日) ライラック文庫の会 ZOOM開催

参加費:504円~84円切手6枚をお送り下さい。

定員:10名前後(先着順)           

プログラム:

・私の紹介したい安房作品(やしまかずこ・松多有子・石川珠美)

・単行本未収録作品紹介「月夜のオルガン」(朗読・・海原由佳)

・懇談

参加ご希望の方は、awanaoko.lilac★gmail.com(★を@に変えて送信してください)まで、ご連絡ください。

       

〇2022年2月27日(日) 冬の朗読会 ZOOMウェビナー開催

山の童話集『風のローラースケート』を中心に、朗読会を開催予定です。

詳細は、追ってブログにて、お知らせいたします。

                   

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◆会計報告

7月文庫の会 会計報告
収入:  参加費(7名×504円) 3,528
支出:  ZOOM使用料 2,200
   通信・事務費 280
  イラストお礼 200
残金:  (全体会計へ繰り入れ) 848

 

「秋の日に~安房直子さんのエピソードを語る」 会計報告
  収入 支出  残
参加者38名×1200  45600    
寄付2名(8800+3000) 11800    
ZOOMウェビナー使用料9・10月(13970×2)   27940  
パネリストお礼(資料送付等経費含)3名分    12000  
記録費 合計     3500  
通信・郵送費 合計     2608  
イラストお礼     2300  
合計 (残金は全体会計へ繰り入れ) 57400 48348  9052

・この「秋の日に~」宛にご寄付頂いた方のお名前は、次号の郵送版ブログに掲載させていただきます。ありがとうございました。

 

全体会計へのご寄付 ご報告

2名の方から、全体会計にご寄付をいただきました。

4月に3000円、5月に9360円の、計12360円です。

収支報告は今年度の全体会計として年度末にまとめてさせていただき、お名前は年度末の郵送版ブログに掲載させていただきます。

ありがとうございました。

 

以上