10月20日(日) “海”が舞台の安房直子作品の読書会を開催します
秋の会は読書会形式です。参加者同士が近い距離でお気に入りの作品、その魅力を紹介し合い、新たな魅力を発見していただく、そのような場にしたいと思っております。
数多い安房直子さんの作品の中から“海”が舞台の作品を選定しました。
初めに、3つの作品の魅力をライラック通りの会スタッフが紹介させていただきます。その後小グループに分かれて、皆さま同士でお気に入り作品を紹介し合い、魅力を共有していただきたいと思います。各グループにはスタッフがついて進行をサポートいたします。
新鮮な気持ちで魅力をご紹介頂くためにも、お気に入りの作品を今一度読み直していただければと思います。よろしければ、お手持ちの本もご紹介下さい。
また会場では、貴重な直筆原稿や手紙(複製)、単行本未収録作品の一部をご覧いただける展示コーナーや、安房直子さんについて知ることができる記録誌 「こみち」1号、 作品にちなんだイラストカードの販売も行います。
お申込みはライラック通りの会事務局までメールでご連絡を。
( awanaoko.lilac@gmail.com あて。35名様、先着順にて受付終了 )
安房直子さんの作品について語り合う貴重な機会です。奮ってご参加ください。
“海”が舞台の安房直子作品
(太字の作品をスタッフが紹介します)
作品名 | 発表 | 登場人物 | 食べもの | 主な収録単行本 |
青い貝 | 1976 | 少女 | 「夢の果て」瑞雲舎 | |
赤い魚 | 1977 | 娘 | 「日暮れの海の物語」角川 | |
あきのはまべ | 1990 | 「一年生のおまじない」偕成社 | ||
海からのおくりもの | 1979 | 「だれにも見えないベランダ」講談社文庫,「まほうをかけられた舌」フォア文庫 | ||
海からの電話 | 1976 | 音楽学校の学生 | 砂のお菓子 | 「だれにも見えないベランダ」講談社文庫 |
海の色のカーテン | 1986 | 「おしゃべりなカーテン」講談社 | ||
海の口笛 | 1983 | かけはぎ屋 | 魚のバター焼き | 「安房直子コレクション2」偕成社 |
海の館のひらめ | 1980 | シェフ | 魚のかたちのパイ | 「遠い野ばらの村」ちくま文庫、「安房コレ2」 |
海の雪 | 1975 | 少年 | 「夢の果て」サンリオ(雑誌収録時タイトル「白いかさの下で」) | |
海へ | 1976 | 単行本未収録 | ||
大男のうきぶくろ | 1972 | 大男 | 単行本未収録 | |
奥さまの耳飾り | 1977 | 女中 | 「安房コレ6」 | |
貝の電話 | 1972 | 単行本未収録 | ||
金の砂 | 1981 | 漁師 | 単行本未収録 | |
木の葉の魚 | 1977 | 娘 | 「南の島の魔法の話」講談社文庫、「安房コレ6」 | |
さよなら海 | 1962 | 詩。単行本未収録 | ||
空色のゆりいす | 1964 | いすつくり | 「風と木のうた」偕成社文庫、「安房コレ1」 | |
誰も知らない時間 | 1971 | 漁師 | 「風と木のうた」偕成社文庫、「安房コレ1」 | |
とげ | 1967 | 単行本未収録 | ||
鳥 | 1971 | 耳の医者 | ||
鳥にさらわれた娘 | 1982 | 娘 | 海草のシチュー | 「安房コレ5」、「鳥にさらわれた娘」モエノベルス |
日暮れの海の物語 | 1976 | 娘 | 「だれにも見えないベランダ」講談社文庫、「安房コレ6」 | |
ふしぎなシャベル | 1978 | おばあさん | 「遠い野ばらの村」ちくま文庫、「安房コレ2」 | |
火影の夢 | 1975 | 骨董屋 | 魚のスープ | 「銀のくじゃく」ちくま文庫、「安房コレ6」 |
南の島の魔法の話 | 1978 | 翻訳家 | 魚の刺身 | 「南の島の魔法の話」講談社文庫、「安房コレ2」 |
夢の果て | 1974 | 娘 | 「夢の果て」瑞雲舎、講談社文庫、サンリオ |
日時とアクセス
日時:2019年10月20日(日)午後2時から4時、1時半受付開始
場所:保谷駅前公民館5階、第二学習室
参加費は会場受付にてお支払い下さい
¥1000円(安房直子のお料理レシピ・秋冬版 頒価¥1000とセット)
または¥500円、いずれもペットボトルの紅茶とクッキーが付きます。
保谷駅へのアクセス
池袋駅から西武池袋線
13:11発で13:39着
13:32発で13:48着
吉祥寺駅から西武バス
13:01発で13:36着(吉63)
13:15発で13:46着(吉66)