安房直子記念〜ライラック通りの会

童話作家 安房直子さんの世界を語り継ぐ

安房直子さんの作品世界は、時代を越えて多くの人の心によりそい続けてくれます。
その豊かさをまだ知らない子供たちや、若者、大人たちに、
安房直子さんの作品が広く読み継がれていってほしいと、私たちは願っています。
そのためのいろいろな活動をみなさんと一緒にやっていきたいと、この会を立ち上げました。


世話人 石川珠美 松多有子
スタッフ 永田陽二 野田香苗  イラスト 仁藤眞理子
  事務局 安房直子記念~ライラック通りの会 awanaoko.lilac@gmail.com

ライラック通りの会・春の会 「直子の窓・朗読会」のお知らせ  

ライラック通り春の会「直子の窓・朗読会」開催

参加ご希望の方は、メールにて、早めにお申し込みください。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

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★日時:2018年 4月 21日(土) 14時~ 16時半(終了予定) 
★会場:第2集会室(いつもの場所・保谷駅前公民館です)
★会費:1500 円

 

安房作品と出演者

   「てまり」 川島昭恵  
   「熊の火」 秋元紀子
    
★出演者のプロフィール
 川島昭恵:

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 6歳の時、おたふくかぜから髄膜炎を併発し視力を失う。筑波大学付属高盲学校で小中高を学ぶ。早稲田大学第2文学部卒業後、プログラマーを経て、かねてからの思いを叶えて、プロの「語り部」となる。2016年、朗読者集団「空の会」立ち上げ、現在に至る。
 映画「津軽」「ゆずり葉」、舞台「風に吹かれて」に出演。わたぼうし語り部コンクールで入選。共著『面白きこともなき世を面白く』、ルパン文芸会員。
 中学生の時に、文化祭で北川智恵さんの語りを聴いてとりこになり、自らも友人の前などで語りを始める。同時に安房作品「ハンカチの上の畑」に出会って以来、その不思議な魅力に捕まって、今の私がいる。

 

秋元紀子 :

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 日本大学芸術学部演劇学科卒。劇団テアトルエコー、文学座研究生を経て、舞台、映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、吹き替え、ナレーターと様々な仕事を経験。その中で、舞台に最も魅力を感じて志すも、育児に追われてできなくなり息苦しさを募らす。
 そんな時に、古屋和子さんの「きつねの窓」のひとり語りに出会い、衝撃を受ける。たった一人で物語の世界を作り出す表現方法と安房作品。その帰り道、安房作品を一生語っていくことを決意する。
 安房さんは、誰もが抱える埋められない大きな穴、孤独感を持ったままでいい、生きていけると教えてくれた。『星のおはじき』で「あなたの心をあずかってあげる」と言う柳の木に、安房作品に、救われた。
 安房直子作品を語り続けて21年目。年に一度の本公演の他、名古屋、千葉、山梨、宇都宮で朗読会を開催。また、演劇の講師として大学や専門学校の授業では、必ず安房作品を取り上げて、2000人以上の学生に紹介してきた。

 

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