安房直子記念〜ライラック通りの会

童話作家 安房直子さんの世界を語り継ぐ

安房直子さんの作品世界は、時代を越えて多くの人の心によりそい続けてくれます。
その豊かさをまだ知らない子供たちや、若者、大人たちに、
安房直子さんの作品が広く読み継がれていってほしいと、私たちは願っています。
そのためのいろいろな活動をみなさんと一緒にやっていきたいと、この会を立ち上げました。


世話人 石川珠美 松多有子
スタッフ 永田陽二 野田香苗  イラスト 仁藤眞理子
  事務局 安房直子記念~ライラック通りの会 awanaoko.lilac@gmail.com

春の会「直子の窓・朗読会」のご報告

2018年4月21日(土)14時~16時半、保谷駅前公民館において、ライラック通り春の会「直子の窓・朗読会」が開催されました。
出席者は15名。 

 

目次

 

1. 作品の紹介と読み手から一言


~ てまり  朗読  川島 昭恵 ~

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 髪は、ふっさりとして、ほほは、うすもも色。まるで人形のようなお姫さまがいました。お姫さまは、二人の友だちと、毎日、ままごとや人形ごっこをしました。けれど、遊び相手がはしかになり、かんしゃくを起こして、泣きじゃくってばかり。すると、ねこやなぎのかげから大きなてまりをころがしながら女の子が出てきました。そのてまりは、色とりどり。ころがすたびに、りんりんといい音がします。
 てまりを通して二人の交流が始まります。たもとにてまりが入ると、お姫様は見たこともない、色とりどりの綾織りのはたおりを、女の子はいちめん黄色い花々が咲きこぼれた菜の花畑を、見ることができるのです。
 二人のそれぞれ見た夢は、お姫様のぽっくりのすずで現実とつながります。
 秘密の遊びはしばらく続きましたが、女の子もはしかになり、ぱったり来なくなり、お姫様は悲しく寂しい思いでいました。
   すると、しゃんしゃんという鈴の音がし、植え込みのむこうから虹のように美しい弧をえがいて女の子のてまりがとんできました。でも、女の子は現れませんでした。

    このてまりは、お姫様のものになりました。てまりをたもとに入れてのぞいてみると、小さな弟をおぶってはたを織っている女の子が見えました。
お姫様は、女の子とまりをついたり、菜の花畑をころげまわることはもうできない、と知ったのです。お姫様は、てまりをさわりながら、夢の中でもう一度、女の子に会いたいと思いました。

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* 読み手から一言・・・・・・キーワードは、~春の窓~。
  窓から誰かがのぞいている。 現実 ⇔ 幻想の世界  
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 熊の火  朗読 秋元 紀子 ~

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 山の中で、仲間から置いてきぼりにされた小森さんは、タバコに火をつけていました。すると、たったった、と力強く近づいてくる音にはっとします。それは熊の大きな影でした。小森さんは死んだふりをします。熊は、麦わら帽子をかぶり、タバコをくわえ、「こんばんは」と笑いながら、となりにすわりました。干し草のにおいがしました。星をながめて鼻うたを歌っています。小森さんは、話しかけてみました。父親のように、話を聞いてもらいたいと思ったのです。でも、弱肉強食の熊の世界と、自分を置いてきぼりにした人間社会とは共通点があると分かりました。
 火口の煙の中の、春の野山の景色。火の中に楽園がある!熊はそこで、年頃になった娘とずっと暮らしているのでした。小森さんは、火口の煙の中に入った熊の後から、自分も入ってしまいました。そこは、森のある素晴らしい楽園でした。タバコの煙に包まれていれば、自由に往来できるというタバコの火を分けてもらい、小森さんは熊になりました。そして人間社会と決別して熊の世界に入り、熊の娘をおよめさんにもらって、やがて子どもも3匹、生まれました。
 熊となって煙の中に住む小森さんですが、しだいに、哀しみを感じるようになりました。心の弱気にすきま風が入るようになり、<外へ出て何かしよう、自分の力で何かしてみたい!>という人間の気持ちがわいてきました。
 小森さんは、熊のタバコを再び吸い、煙の外へ出ました。外は秋。小森さんは、人間に戻りました。そして、仲間に助けられ、元の小森さんに戻りました。でも、気力がなく、人間に戻ったことを後悔しました。
 一年が過ぎたある日、窓をたたく音がして、「戻ってきて!」という声がしました。月あかりの中におよめさんの熊がいました。会いたくて、山を焼きながらやってきたのです。熊のおよめさんは、畑の作物をかごにどっさり詰めてもらって、また、火の道を帰って行きました。
熊が山を焼きながらやってきたという道すじに、まんじゅしゃげの赤い花の列が、まるで鎖のように、うねうねと続いていました。
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*読み手から一言・・・・・夫婦の話、おとなの世界を、こどもはどうとらえるのか?

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2. 懇談会

てまりについて 

 *てまり、素敵な世界。聞きほれる。
 *菜の花の世界に入っていく楽しさ。
 *てまりは生き生きしていた。話がグレードアップされた。


熊の火について

 *炎をバックにして、壮絶な世界。男性からみると、ぞくっとする。タバコ
  を残して去っていく、情念の世界。男だったら一旗あげたい。
 *タバコをすった人しか判らない世界を見事に表現している。
 *悲しい話だが、子どもも読める。
 *熊の作品、深い。生と死を感じる。児童文学とは思えない。
 *独特の世界。寂しいが通じるものを感じる。
 *熊の火=これこそ安房作品の傑作の1つだと思う!曼珠沙華は、想像をかきたてら        れる不思議な花。毒がある。あぜ道に増える、恐ろしさも感じる。                                
 *秋元さんの高い声はきれい。熊を違った意味で裏切ってくれた。

 

両作品について

 *小学館で作品を掲載したことがあるが、2作品とも素晴らしい。てまりは涙がでた。
 *2015年、春の会から参加。安房作品は、きつねの窓からはいった。安房作品を読んでいると、脳が元気になれる。満たされる。

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3. ライラック通りの会・秋の会「安房作品によるビブリオバトル」予告!!

秋の会は、昨年好評だった「ビブリオバトル」を実施いたします。
今年の日程は9月末、会場は保谷駅前公民館の予定です。
現在、出演者(バトラー)募集中です。
興味のある方は、昨年11月にアップした、当ブログをご覧のうえ、メールでお問い合わせください。

ビブリオバトルとは・・・

①発表参加者が面白いと思った本をもって集まる。
②順番に一人5分で本を紹介する。
③それぞれの発表の後に参加者全員でその発表に関するディスカッションをする。
④最後に「どの本が一番読みたいか?」を基準とする投票を参加者全員で行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とする。

 

今回、テーマは特にありませんが、作品はもちろん、安房直子作品に限ります。

発表者(バトラー)は作品タイトルの事前申請をお願いいたします。
発表者(バトラー)は多くとも8名程度までといたしますので、我こそは!と思われる方はお早目にお申し込みください。
   観戦のみご希望の方も大歓迎です


4. 会計報告

◆「直子の窓・朗読会」 会計報告

収入項目 
参加費 ( 1,500円×9名 )  13,500円
寄付  ( 会員から )   10,000円
              ( 会員から )              115円
 合計  23,615円

  
支出項目 金額(円)
謝礼(5,000円×2名)    10,000円
参加者用のお茶 10本       615円
 合計 10,615円
   残金: 23,615-10,615=13,000円  全体会計へ繰入 


◆2017年度 会計報告

収入項目 
前年度残高           29,853円
寄付(3名)*          50,000円
5月27日全体会 残金        7,987円
7月23日ストーリテラーズ残金           743円
10月15日ビブリオバトル残金   4,099円
送料負担(切手))          492円
   合計 93,174円
  *寄付をいただいた方のお名前と金額は、ブログ郵送版のみに掲載
  させていただき、ネット上では割愛いたしますので、ご了承ください。

支出項目
通信費                13,070円
交通費(スタッフ6名、含打合せ会)  29,609円
会合費補助(7回分、含打合せ会)        26,963円
7月23日の会補助               10,000円
事務費                10,000円
 合計89,642円
   残金: 93,174-89,642=3,532円  全体会計へ繰入

2017年度残金3,532円と、今回春の会・朗読会の残金 13,000円を
合計した金額、16,532円は、ライラック通りの会の会計に繰り入れます。

                                       以上
                                 

ライラック通りの会・春の会 「直子の窓・朗読会」のお知らせ  

ライラック通り春の会「直子の窓・朗読会」開催

参加ご希望の方は、メールにて、早めにお申し込みください。
多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

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★日時:2018年 4月 21日(土) 14時~ 16時半(終了予定) 
★会場:第2集会室(いつもの場所・保谷駅前公民館です)
★会費:1500 円

 

安房作品と出演者

   「てまり」 川島昭恵  
   「熊の火」 秋元紀子
    
★出演者のプロフィール
 川島昭恵:

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 6歳の時、おたふくかぜから髄膜炎を併発し視力を失う。筑波大学付属高盲学校で小中高を学ぶ。早稲田大学第2文学部卒業後、プログラマーを経て、かねてからの思いを叶えて、プロの「語り部」となる。2016年、朗読者集団「空の会」立ち上げ、現在に至る。
 映画「津軽」「ゆずり葉」、舞台「風に吹かれて」に出演。わたぼうし語り部コンクールで入選。共著『面白きこともなき世を面白く』、ルパン文芸会員。
 中学生の時に、文化祭で北川智恵さんの語りを聴いてとりこになり、自らも友人の前などで語りを始める。同時に安房作品「ハンカチの上の畑」に出会って以来、その不思議な魅力に捕まって、今の私がいる。

 

秋元紀子 :

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 日本大学芸術学部演劇学科卒。劇団テアトルエコー、文学座研究生を経て、舞台、映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、吹き替え、ナレーターと様々な仕事を経験。その中で、舞台に最も魅力を感じて志すも、育児に追われてできなくなり息苦しさを募らす。
 そんな時に、古屋和子さんの「きつねの窓」のひとり語りに出会い、衝撃を受ける。たった一人で物語の世界を作り出す表現方法と安房作品。その帰り道、安房作品を一生語っていくことを決意する。
 安房さんは、誰もが抱える埋められない大きな穴、孤独感を持ったままでいい、生きていけると教えてくれた。『星のおはじき』で「あなたの心をあずかってあげる」と言う柳の木に、安房作品に、救われた。
 安房直子作品を語り続けて21年目。年に一度の本公演の他、名古屋、千葉、山梨、宇都宮で朗読会を開催。また、演劇の講師として大学や専門学校の授業では、必ず安房作品を取り上げて、2000人以上の学生に紹介してきた。

 

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安房直子作品によるビブリオバトル VOL.1  ご報告

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             🌷  🌷


「とてもいい企画だと思う」との、おほめの言葉をいただきました。
ほどよい緊張感の中で、5編の安房作品が力づよく語られました。安房作品に改めて命がふきこまれたようでした。
 参加者は総勢11名、和やかな雰囲気での新鮮なバトルでした。 

 
                                           🌷  🌷  

 

ビブリオバトルは、「本を通して人を知る 人を通して本を知る」を旨としています。バトラーは、1人5分ずつ、お気に入り作品の魅力を語り、そのあと2~3分間のディスカッション時間を設けました。司会進行は安齋明子さん。

 


5人のバトラーの発表(本人による要約)

 

1.「ひめねずみとガラスのストーブ」   安齋明子

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 この美しいお話には3つのポイントがあります。
 ひとつめは、「かけがえのない子供時代。」
 ふたつめは、「人を愛することの美しさ、とその延長線上にある“結婚”の意味」を小さな読者、つまり子供たちに、平易な表現でわかりやすく教えている点です。              
 とりわけ、風の子のフーとひめねずみがガラスのストーブがきっかけで、意気投合し、自然に二人の生活が始まる、というその内容は児童文学でありながら、大人でなければわからない深い話ともとらえることができ、自分はガース・ウイリアムスの「しろいうさぎとくろいうさぎ」を思い出さずにはいられません。
 みっつめは、挿絵の美しさです。
物語のモチーフである「オレンジいろに輝くガラス製のすてきなストーブ」は、“小さなシャンデリア”という素晴らしい表現がされており、「こわれやすいもの、デリケートなもの」という、物語の趣旨とリンクし、読み手にとってこの物語を、さらに印象深いものとする重要な役割を存分に果たしています。
 最後に、この美しくも、切ない物語を、2011年初版発行の、新しい、現代の絵本で、ぜひお読みください。
 それはそれは、かけがえのない時間(タカラモノ)となることでしょう。

 


2. 「春の窓」   馬 僑霞(マ キョウカ)

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 今回紹介させていただいたのは「春の窓」という個人的に大好きな物語です。いつもながら、悲しみを温かさにかえる安房作品のマジック、この作品では、春の暖かさと明るさを感じて頂きたいと思います。
ある寒い冬の日、売れない絵描きさんの部屋をたずねてきたふしぎな猫の魔法で、壁に描いた「窓」のなかでは、暖かい春の風景が毎日現れます。
そこに絵描きさんは思いがけないものを見つけました…。
 この作品を初めて読んだのが、十何年前、中国で過ごした中学校の時代です。そして1年前に、すでに日本でに住んでいるわが家で「春の窓」にそっくりな不思議な話と出会いました。
 安房作品にあふれている日常生活と空想の世界に繋げるその幻想の力には、確かに時間と空間の制限を破るパワーがあると実感しました。これからもずっと、魔法がいつもこの世界のどこかに存在していることを信じたいと思います。
 ご覧になる皆様、この秋霖が降り始め、めっきり寒くなるこの時期に、どなたでも読みやすい「春の窓」の話をぜひ一度読んでいただきたいと思います。

 

 

3. 「小さいやさしい右手」   川島昭恵

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 魔物、魔法、意地悪な継母と姉娘、そして可哀想な妹娘、森の中で展開されるこのお話は、まるでヨーロッパの昔話の香りがし、同時に、弱者に対する温かな眼差しを感じます。 
 主人公である魔物がとても人間的で、心惹かれる。好意を持つ女の子を喜こばそうとし、また裏切られ、驚き、悲しみ、そして復讐を誓うのです。
 そして、ついに目指す相手と再会し、同時に彼女が自分を傷つけたのではなかったことを知り、また驚きうろたえるのです。これは正に人間の心を描いているように思えます。 

 この魔物と妹娘の再会の場面での短い台詞のやり取りは本当に素晴らしい。二人の真剣さに息を飲むような気がするのです。 場面が変わるところでは、歌が出て来ます。これがまたいい。特に声で表現する時、よく安房さんがぴったりなところに歌を入れてくれたと思います。私はこのお話を語らせてもらう時に自分なりに節を付けています。 

 この物語のテーマは、愛と許し、死と復活だと思います。この作品を書いてくだった安房直子さんに心から感謝しています。

 


4. 「だれも知らない時間」  

         孔 陽新照(コウ ヨウシンチョウ)

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 今日は、今まで読んだ安房作品の中で、深く心を動かされた『誰も知らない時間』を皆さんに紹介したいと思います。
 あらすじは、次のようです。岩かげに、200年も生きている大きなカメがいました。それでもそのカメは、まだあと100年ほど命が残っていました。ある時、漁師の良太は、一日に一時間ずつ、カメに時間を分けてもらうことになりました。そして毎日その時間を使って、村のお祭りのために太鼓を練習しました。一人の少女と出会って、だんだん物語は不思議な展開になって行きます…。
 心を惹かれるのは、「時間の不思議さ」です。人生はいろんな段階で、時間の流れの速さは違うように感じます。大人になったら、子どもの頃の時間の流れよりずいぶん早く時間がたつと感じることや、老人になったら、カメのように自分の時間は遅くて、退屈だと感じることが人生の不思議だと思います。
 また、物語に挿入された少女と母の話も安房直子さんが養女でいらしたことを連想させます。 
 病気で入院した母親に会うために、少女はカメの時間を借りて、毎晩一生懸命走って行きます。けれど、ある晩、病院に行くと母親の姿が消えてしまっていました。少女が母親を探している間に、借りた時間が過ぎて、カメの夢の中に閉じこめられてしまったのです。
この箇所を読んで、安房さんの母性への憧れと葛藤をひそかに感じました。 
 最後のシーンも深く印象に残っています。「生と死」の場面は極端で、強烈な対比によって描写されています。
 まさにインドの詩人の名句「生は夏の花のように、死は秋の葉のように」のように、取り返しのつかない人生の時間を感じて、どこから来たのか分からない悲しみがずっと心に響いています。 
 このすばらしい作品を、ぜひ一度読んで、じっくり味わってみてはいかがですか?

 


5. 「初雪のふる日」   蓮見けいf:id:lilac-dori:20171128092829j:plain

 「初雪のふる日」は、どこを切り取っても美しい詩、幻想世界の傑作です。ひとりの名前のない女の子の、異界とのふれあいと勇気の物語…それはわたしたちに、宝石のようなイメージの贈り物をくれる、ちょっと怖くて温かいお話です。
 ♫うさぎの白は、雪の白 片足、両足、とんとんとん・・・・ほろほろとふり続ける初雪は、冬の到来の不安な気持ちを伝えます。それは、雪うさぎに象徴される厳しい寒さの季節、死の世界へと連れ去ろうとする冬の舞台・・・ 
 ♫ 止まっちゃいけない、あとがつかえる。片足、両足、とんとんとん・・・うさぎたちの行列に巻き込まれて、女の子のほおは青ざめ、くちびるはふるえます。
死と生の転換は、少女が勇気を出して、「春のヨモギ!」と魔法の言葉を夢中で叫ぶことで起こります。にわかに花のにおいや小鳥の声が満ち、ヨモギの野原での再生の春の物語がはじまるのでした。もう、うさぎたちはどこにもいませんでした。

 

             🌷  🌷
 全員の発表が終わったあと、休憩時間を挟んで、全体での質疑応答、最終的なディスカッションの時間を設けました。
 いよいよ投票。参加者11名が投票しますが、プレゼンテーションの優劣ではなく、「最も読んでみたい作品、再読してみたい作品」を選びます。また、自分の発表には自分では入れないというのが原則です。どの作品もすばらしく皆さん、悩まれました。
 結果は、「ひめねずみとガラスのストーブ」「小さいやさしい右手」「誰も知らない時間」がそれぞれ3票ずつでした。票が割れましたが、どの作品も甲乙つけがたいということで、あえて1位のチャンプ本は選びませんでした。

 

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 会計報告   

収入 :参加費(1000円×5名) =5000 円
   会員からのご寄付 =10000 円
   合計 15000円 
支出 :参加者用のお茶 11本 =901 円
残金:14099 円
繰り越し金= 14099 円
*

*この繰り越し金は、ライラック通りの会の会計に繰り入れます。
*ご寄付,カンパを頂いた方のお名前は、ブログ郵送版のみに記載させていただきます。

 

 

 

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    バトルを終えて・・・・。

 


お知らせ
 今後、ライラック通りの会の企画が大きく変わります。
 行事は、春と秋の年2回。春の会は「直子の窓・〇〇の会」と称して朗読会や講演会などを開催します。秋の会は「安房直子作品ビブリオバトル」と題して、安房作品を鑑賞しあう会を開催することにいたしました。
 来年度の春の会は、「直子の窓・朗読会」として、2018年4月~5月に開催予定です。詳細が決まりましたら、お知らせします。
 また、来年度の春の会から、次の6名がスタッフとして会の運営を担うことになりました。

 蓮見けい、窪 龍子、佐伯好江、安齋明子、永田陽二、仁藤眞理子です。
 どうぞ、よろしくお願いいたします。

 

語り芝居を楽しむ会 ご報告 『うさぎの森のおいしい話』

 2017年7月22日《安房作品を子どもに語る会・・西東京市図書館との共催》
          保谷駅前公民館  参加親子 22名
 2017年7月23日《ライラック通りの会主催》
          田無公民館    参加者  11名 


 出演:ストリーテラーズ 安倍久美子 原田達也 原佳代子 永田陽二
 構成・演出:永田陽二

 

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公演レポート  永田陽二
 7 月22日と23日の二日間、西東京市の公民館でストーリーテラーズの「うさぎの森のおいしい話」を上演しました。
 22日はライラック通りの会と西東京市図書館の共催。主に図書館を利用している親子を対象に、安房直子さんの短編童話4本を4名の俳優による朗読劇(語り芝居)で楽しんでいただきました。
 第2話「うさぎの結婚式」の劇中で、うさぎさんからの手紙をお客さんに読んでもらったり、Vサイン(森のうさぎ役)で参加していただいたりと、保谷の皆さまご協力ありがとうございました。
 3話目の「うさぎ屋のひみつ」のヒロイン「なまけものの奥さん」の「ああ、こんやのおかずはなににしよう」という台詞に会場のお母さんたちがニヤリとしたのがとても印象的でした。
 終演後、図書館の担当者の方たちとの懇談会で「結局うさぎ屋は悪くない」とか「主人公が犯罪者なのに幸せになる結末はグリム童話の影響」等の意見が交わされました。
  23日はライラック通りの会主催で田無の公民館での上演。こちらは大人のみのお客さんでした。
 隣接する地域行政資料室は出版された安房作品のほぼすべてが読める貴重な施設です。雑誌などに掲載されただけの未発表作品も閲覧できるので開演前にメンバーで挨拶。今回上演の単行本未収録作品「うさぎの結婚式」もファイルにきちんと整理されてあり、以前峰岸先生からコピーをいただいたものとは別の挿絵のバージョンを発見して驚きました。まさに聖地と呼べるこの空間で、 安房作品の公演が出来ました事を光栄に感じています。

 


大川茜さん(小5)の感想
 うさぎの森のおいしい話は今まで見たことがないような、動きや、小道具を使ってキャベツ畑やおなべの火、うさぎの耳などを表していて、とてもすごいと思いました。
 私が一番好きだったお話は、「うさぎ屋のひみつ」です。おとなしそうなおばさんがうさぎのひみつのスパイスをぬすみに行くなんて、おどろきました。スパイスがなくなったらどうするんだろう?
 おいしいお料理がたくさん出てきておなかがすいてしまいました。家に帰っておかあさんに、ロールキャベツを作ってもらいました。


参加者の感想(西東京市図書館まとめ)
1. 絵本からうさぎが飛び出てきたようで楽しい時間を過ごせました。
  またぜひ見に行きたいです。
2. うさぎ屋のひみつは、本で読んだことがあり、とても楽しかったです。
3. とてもお話に引き込まれる感じで親子ともに楽しい時間を過ごせました。  
  ありがとうございました。
  やってくれてありがとう。
4. 朗読劇というものがどういうものなのか?子どもでもおもしろがって見て 
  くれるのかしら?という不安があったのですが、ふつうの読み聞かせとち
  がって動きがあり、音があり、お話が想像しやすく本当におかげさまで素
  敵な時間になりました。ありがとうございました。
5. 声もきれいで聞きやすく、すいこまれる感じがしました。
  うさぎ屋のひみつが怖かったみたいです(少し暗くなったので)。
  雪の日のだんまりうさぎが一番おもしろかったそうです(シチューがおい
  しそうだから)。
6. 1わの2匹ひきはなかよさそうでにしてた。2わのうさぎはしあわせそ
  う。3わのたくはいは、うち切りにすれば「やめて」といいもらえるとい
  うと思ってた。4わの雪の話は、そこの世かいへ行きたい。楽しかった
  (原文のまま)。
7. 初めてでしたが、とてもおもしろく楽しくひきこまれました。
8. 楽しく夢の様な時間をすごす事ができました。「友達に電話してみようか
  な?」「おもちも食べたいし、ロールキャベツもネ!」作品の持ち味が、
  とても良く出ていたと思います。又、見に来ます。
9. 楽しかった(子供)。
10. 楽しい時間をありがとうございました。4人の息がぴったりで、風景が
  浮かんできました。すっかりおなかがすいてしまいました。
  また聞きたいです。
11. こういう形式は初めてみたので新鮮でした。

 

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会計報告
1.  22日《安房作品を子どもに語る会・・西東京市図書館との共催》の会は入場無料で

  行われました。
2.  23日《ライラック通りの会主催》の会は、収入:2000円×参加者8名=16,000円で 

  したが、全額ストーリーテラー4名の方々の全額出演料としてお支払いいたしま

  した。
  その他の収支については、収入が匿名者からの寄付10,000円、

  支出は、両日の弁当代(延べ16名分)7,935円、機材運搬のための駐車料金駐車料

  金1,200円、合計9,135円でした。

  残金865円はライラック通りの会のライラック会計に繰り入れました。


次回のライラック通りの会

  10月15日午後2時~4時半の予定で、保谷駅前公民館で開催します。

  新しい企画を計画中です。詳細は、近日中にお知らせしますので、

  楽しみにお待ちください。

 

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語り芝居を楽しむ会「うさぎの森のおいしい話」

ライラック通りの会 語り芝居を楽しむ会のお知らせ

 会員の倍久美子さんと永田陽二さん達の「ストーリーテラーズ」の皆さんによる

子どもも大人も楽しい語り芝居です。ぜひご参加ください。

 

「うさぎの森のおいしい話」

『だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ』

『うさぎの結婚式』

『うさぎ屋のひみつ』

『雪の日のだんまりうさぎ』

 

日時:7月23日 14時開演

会場:西東京市田無公民館 第2学習室

    隣接する西東京市中央図書館の開架式の書架には、安房直子さんの単行本が

    たくさん揃えられています。また2階の郷土資料室には、西東京市出身の作家

    安房さんの現在は販売されていない単行本ををはじめ、ほとんどの著書が保存

    されています。さらに単行本未収録作品(花豆の会寄贈)のファイルもあり、 

    閲覧することができます。ぜひお立ち寄りください。

参加費:2000円

 

 

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前日の22日には、同じ内容の公演が、子どもたちのために、西東京市図書館とライラック通りの会との共催で、

保谷駅前公民館で開催されます。

さらに、27日~30日には、新宿の竹林閣でも開催されます。詳細は、メールにてお問い合わせください。

第3回全体会 ご報告 ~南塚直子さんをかこんで 絵本の紹介とお話と懇談~  

 

           2017年5月27日(土)13時30分~16時 

          於 西東京市保谷駅前公民館 第二集会室 

 

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 気持ちのいい初夏の陽気に恵まれ、南塚直子さんをお迎えしての全体会は参加者15名にて、和やかな雰囲気のうちに開催されました。安房直子さんのエピソードを中心に、南塚さんの魅力的なトークと、桜満開の絵本の読み聞かせ、そしてみなさんとの懇談は、盛り上がり、定刻を過ぎたのも気付かないほどでした。 

 

 

お話 「安房直子さんと私」 南塚直子さん(画家) 

 

 そもそものお二人の出会いは、南塚さんがご自分の個展の案内を、安房直子さんにお送りしたことがきっかけだったとのこと。安房さんは個展にはおいでにならなかったそうですが、それからだいぶ経ってから直接電話をかけてこられて、「南塚さんの個展のご案内の絵がとても印象深くて、好きでした。私のお話に挿絵を描いていただけますか」というお話を頂いたそうです。 

 

 「そのときのお話は『水仙の手袋』という、ベルマーク新聞に連載された小品3篇の挿画でした。その後岩崎書店から『青い花』が出版されたときに、初めて単行本の挿絵を描かせて頂きました。」 

 安房さんは、抒情的なファンタジーを書かれる方。その作品を読むと、自然にイメージがわいてきました。出会うべくして出会えた方」 と語られる南塚さんは、安房さんの6歳下で、このときは31歳だったとのこと。 

その後南塚さんは、ハンガリー美術大学に留学生として赴き、帰国後、小峰書店から出された安房さんの『やさしいたんぽぽ』のイラストを、描かれたそうです。 

 

・・・南塚さんの、謙遜かつ華やかなお話ぶりに、参加者一同は次第に引き込まれて行きました。以下、お話の一部をご紹介します。 

 

 「ところで、安房さんと私は性格も違うのに随分、仲良しだったと思っています。安房さんはシャイでつむぎ出される物語と同じ世界の人という印象でしたが、私はそういう面もあるが、どちらかというと旅行とか外に行くのが好きなたち。にもかかわらず、最初からうちとけたお付き合いをさせて頂いた。 

買い物に付き合ってくれる? と電話がかかってきて、銀座の人形展にお供をしたり、お母様に贈る指輪を選ぶのに一緒に行って、と頼まれたり。 

 

 安房さんはアガサ・クリスティーが好きで、ほとんど全部読んでいると言っていらした。ラストのどんでん返しや謎めいた世界が書かれているのが好きだと言っていらした。安房さんは、作品を書くときは最初にイメージが浮かび、それをいかに物語にするかという順序で書くと言われていた。画家が絵を描くときに近い、イメージを優先される体質を持っておられたように思う。 

 

 『うさぎのくれたバレエシューズ』の作品をご一緒させて頂いた後だと思うが、安房さんが喫茶店で、「私の両親は養父母なのよ」と言われた。「実母は英語の教師だったから、高校生のころは教えてもらいに行ったりもした」、とも。 

 

 安房さんは、色としては藍色がお好きだった。藍染の布を買って、それをマントに仕立ててもらった、と言って喜んでいらした。そんな時の明るい笑い声も、私は好きだった。私はこのような屈託のない安房さんのお人柄が好きだった。安房さんとは十二、三年お付き合いしたが、妹のようによくしていただいた。 

 

 私は68歳になったが、10年間ほどは体調の悪い時期もあった。でも、今は元気になり、今年は4作、銅版画の絵本2点、陶版画の絵本2点を並行して作っている。」 

 

 …南塚さんのお話はまだまだ深く、リアルで、お二人の共にされた時間が絵のように伝わり、参加者一同、感激しきりでした。 

 

 

大型絵本 ご紹介  「うさぎのくれたバレエシューズ」 

     安房直子作 南塚直子絵(銅版画) 

 

 ✿✿ライラック通りの会の元世話人、故小林卓さんにご寄贈頂いた大型本のご紹介 

✿✿ <絵本の読み聞かせ> 安倍久美子さん 

 

 「絵本の原型」とよく評される『うさぎのくれたバレーシューズ』。安房直子さんの素朴な物語と、色と豊かさの南塚直子さんの絵の世界。

  大型本をよくぞ入手された小林卓さん、いきなりの指名にもかかわらずたくみな、女優・安倍久美子さんの読み聞かせ、4人の絶妙なコラボでした♪ 

 

  

懇談♬・・一部をご紹介します。 リライト コウヨウさん 他 

 

Iさん:南塚さんの、ハンガリーや東欧でのお話を興味深く伺った。自分もポーランド

    に仕事で滞在していた時期のことが、とても懐かしく思い出された。 

 

KOさん:『てんぐのくれためんこ』と 『うさぎのくれたバレエシューズ』の物語

     は、“一生懸命頑張って、苦手なことができるようになる” というテーマが似

     ていると思った。 

     (私は中国から来日3年目の留学生だが、)安房作品は中国の若者にも、ず

     いぶん読まれている。安房直子の不思議でファンタジックな世界や、不安の

     描写なども、注目されている。 

 

Uさん:『うさぎのくれたバレエシューズ』の絵本の“読み聞かせ”を聞いて、安房さん

    は実際に桜で染めた色を試して、確認してから、お話を書いたというエピソー

    ドを思い出した。南塚さんが「花豆の会」の集りで話してくださったのだが、

    伺ってとても感動したことを思い出した。 

 

南塚さん:『やさしいたんぽぽ』は今、絵を銅版画でリメイクしている。この本は現在

     は絶版になっているが、同じ出版社から2018年1月に出版する予定。 

 

HAさん(世話人):ベルマーク新聞の、南塚さんが挿画を描かれた安房作品3作は、

        「西東京市中央図書館」の中の「郷土資料室」の、花豆の会が寄贈さ

        せて頂いた「単行本未収録作品ファイル」の中にある。 

 

 7月23日のライラック通りの会「うさぎ特集」の会場は田無公民館で、中央図書館とは棟続きなので、早めに行ってお読みになってはいかがでしょう。安房さんは西東京市の郷土出身の作家なので、ほぼ全作品が揃っている。私たちの会からも安房さんの単行本を100冊余寄贈した。 

 

Hさん:安房作品の中には、この『うさぎのくれたバレエシューズ』のように、にぎや

    かなシーンから、急に一人ぼっちになるシーンがよくある気がする。これまで

    安房作品をあまり読んでこなかったが、この会に出てもっともっと、読みたく

    なった。 

 

Sさん:「安房さんは、最初に絵や色のイメージが浮かんで、それから物語を書くこと

     が多いと言われていた」とのお話が、印象深かった。南塚さんの絵の立体感

     や、線の一つずつそれぞれの違いが、味わい深いと思った。 

 

Kさん:南塚さんのお話は、どれも感銘深かった。60歳のころは体調が悪かったとの

    ことだったが、今はよくなったと言われたことに勇気づけられた。自分も、ま

    だまだやれると思った。 

 

Mさん:安房さんとプライベートでもお付き合いされていたことを伺って、興味深かっ

    た。人形が好きだったこと、恥ずかしがり屋だったことなど、初めて聞いた。 

 

Aさん:南塚さんは安房作品を「絵」で表現していらっしゃるが、私たちは「朗読」で

    安房作品を表現していると思った。 

 

Nさん:安房作品の中のうさぎは、けっこう、こわいイメージの作品もあるように思

    う。私たちストーリーテラーズは、7月22日に子ども対象の会、23日にラ

    イラック通りの会で、安房直子作品の 「うさぎ特集」 、立体文学・朗読会~

    ちょっと不思議な語り芝居~をおこなう。.ぜひご参加下さい。 

 

Dさん:安房さんが養女でいらしたことをはじめて知ったが、興味深い気がしている。 

 

MAさん:中国語では、たとえば安房さんのお好きな「藍色」という言葉はないなど、

     訳しにくい言葉がある。でも、絵の表現は万国共通なので、安房さんの世界

     をそのまま楽しめる。 

     世の中には、かわいい絵や面白いだけの本が、いっぱい溢れている。子ども

     本位のお話や絵にせず、人間の気持ちをそのまま表現した作品を子どもに与

     えることは、子どもの想像性を豊かにすると思う。          

 

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第3回全体会  ~南塚直子さんをかこんで 絵本の紹介とお話と懇談~  

 

 

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日時:2017年5月27日(土)13時30分~16時(終了予定) 

会場:西東京市保谷駅前公民館 第二集会室    

参加費:1500円  定員:36名 

 

《プログラム》 

大型絵本 ご紹介「うさぎのくれたバレエシューズ」 

安房直子作 南塚直子絵(銅版画) 

✿✿ライラック通りの会世話人故小林卓さん

   ご寄贈頂いた大型本をご紹介します。

    読み聞かせ人気の高い本ですが

    桜の季節に一度は開きたくなる

     うつくしい絵本です✿✿ 

                      

お話 「安房直子さんと私」 南塚直子さん(画家) 

   同じお名前のお二人 どんなお話が展開していくのか 

   今から楽しみです。 

   南塚さんは 事前に参加者のみなさんからの質問を受けて 

   くださいますのでお聞きになりたいことがおありでしたら 

   メールでお知らせください。 

    *南塚直子さんの公式ホームページをご覧ください。 

       魅惑的な作品群に出会えます。 

                    www.naokominamizuka.com/ 

 

懇談 参加者全員で話し合います。 

    「うさぎのくれたバレエシューズ」の感想

    南塚さんのお話の感想あるいは新たな質問など

      どんなことでもかまいません。  

    楽しく語り合いましょう。   

 

今後の会の運営について、世話人からのお話もあります。 

 

参加のお申し込みは、

    ① メールで  awanaoko.lilac@gmail.com 

    ② 郵便で郵送版事務局(ネット上では非公開)までどうぞ。 

    

多くの方のご参加をお待ちしています。 

 

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今後の予定 

 

  7月23 日(日)午後2時~ 会場 ( 西東京市 ) 未定 

安房直子童話の世界~うさぎの森のおいしい話 

   安房直子さんの作品の朗読劇です。 

  

 作品 『だんまりうさぎとおしゃべりうさぎ』

        『うさぎの結婚式』  

    『うさぎ屋のひみつ』 

        『雪の日のだんまりうさぎ』 

 出演  ストーリーテラーズ 

         語りと動きとヘンテコな小道具 

     物語の面白さを表現しているグループです。 

 

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                              f:id:lilac-dori:20170505195633j:plain  

                        

             ★同公演 ( 要申込 ) を、 7 月 22 日 ( 土 ) 午後 2 時~ 

               保谷駅前図書館 集会室にて行います。 

             ☆共催  西東京市図書館・安房直子記念ライラック通りの会 

             ☆申込・問合せ 保谷駅前図書館     ℡042-421-3060 

                                             

 

 

 

                                                                 

2016年度下半期(10月~3月)会計報告 

 

収入の部 

 

摘要 

金額(円) 

上半期残高 

 

53,421 

寄付(4名) 

 

24,000 

1月の朗読会 残金 

 

1,155 

送料負担(切手) 

 

492 

合計 

 

79,068 

寄付を頂いた方のお名前・金額は、ブログ郵送版のみに掲載 

させて頂き、ネットでは割愛致しますので、ご了承ください。 

 

支出の部 

 

通信費 

 

12,829 

世話人スタッフ交通費(6回× 6名) 

 

21,610 

会合費補助(5回× 9名) 

 

13,352 

事務費 

 

1,424 

合計 

 

49,215 

 

 

2017年3月31日現在残高 

 

29,853 

 

        以上